栄養バランスに優れ、ダイエット効果も期待できるとされているもち麦。
「もち麦を食べてみたい」という方へもち麦の正しい選び方やおすすめの商品について、詳しく解説していきます。
もち麦ってそもそも何?
もち麦というのは、大麦の一種です。
大麦は大きく分けると、
・押し麦
・もち麦
上記2つの種類があります。
押し麦というのは、うるち性の大麦を加工したもので、もち麦というのはもち性の大麦を加工したもののことです。
もち麦は、適度な粘り気がありますので、モチモチとした触感を楽しめます。
また、
・食物繊維
・β-グルカン
が多く含まれているため、健康志向の方にも最適と言えます。
もち麦の選び方は?
では次に、もち麦の正しい選び方について詳しく見ていきましょう。
産地で選ぶ
もち麦を選ぶ際は、産地を確認しておくことが大切です。
もち麦には、国産のものと外国産のものがあります。
外国産のもち麦は、表皮が硬い品種となっていますので、完全に精麦しないと食べられません。
そのため、栄養素が残りにくいという特徴があるのです。
一方、国産のもち麦は表皮が柔らかく、外国産のもち麦に比べると精麦も6割から7割程度で済むため、より多くの栄養素を残せます。
外国産の方が比較的安価ですが、栄養素などにこだわりたいという方は、できるだけ国産のもち麦を選ぶようにしましょう。
皮の有無で選ぶ
もち麦には、
・皮あり
・皮なし(はだか麦ともいう)
上記2つの種類があります。
皮なしは比較的柔らかいため、初心者でも食べやすいですが、その分栄養価が若干下がります。
皮ありはβ-カロテンを多く摂取できますので、もち麦が持つ魅力を引き出しやすいと言えるのです。
もち麦を選ぶ際は、それぞれのメリットやデメリットを確認したうえで、自分に合った方を選択するようにしましょう。
精麦度が低いものを選ぶ
先ほども解説したように、もち麦の栄養価は精麦度によって大きく変わります。
しっかりと精麦されているもち麦は、若干栄養素が少なくなっている傾向にありますので、効率的に栄養を吸収したい方には不向きです。
精麦度が低いもち麦は、もち麦が持つ本来の栄養素をできるだけ多く残していますので、日々の食事で効率的に栄養素を吸収できるのです。
使い勝手で選ぶ
もち麦を選ぶ時は、使い勝手の良さも確認しておくことが大切です。
特に注目すべきなのは、
・浸水不要かどうか
・チャック式かどうか
です。
浸水不要でそのまま使えるもち麦や、チャック式のもち麦を購入すれば、気軽に調理ができます。
ただし、これらの商品は他と比べて使い勝手が良い分、価格も高い傾向にありますので注意しましょう。
内容量で選ぶ
もち麦を選ぶ時は、内容量を確認することが大切です。
もち麦の賞味期限は1年前後と比較的長くなっていますが、あまりにもたくさんの量が入った商品を購入してしまうと、
「期限内に食べきれないかもしれない・・・」
という状態になります。
このようなトラブルを避けるためにも、食べきれる量のもち麦を購入するようにしましょう。
もち麦の人気メーカーって一体どこ?
では次に、もち麦の人気メーカーをいくつか紹介していきます。
はくばく
はくばくは、もち麦をはじめとする麦商品を展開しているメーカーです。
「美味しく食べやすい麦ご飯」をテーマにしていることもあり、通常タイプだけでなく、
・レンジでチンして食べられるタイプ
・レトルトタイプ
などの商品も販売しています。
ベストアメニティ
ベストアメニティは、雑穀米を中心に展開しているメーカーであり「体にやさしい、美味しい健康」をテーマにしています。
国産にとことんこだわっているため、品質は最高クラスです。
このようなこともあり、現在では1,500軒を超える農家と契約をしています。
先ほども解説したように、もち麦は精麦度によって栄養素が異なるのですが、ベストアメニティは表皮を全て取り除かない精麦にこだわっていますので、栄養素を意識している方にも最適です。
創健社
創健社は、添加物が入っていない自然商品にこだわった商品を販売しているメーカーです。
このメーカーから出ているもち麦は当然国産のもので、お米にできるだけ近くなるように加工されていますので、初心者でも安心して食べられます。
「もち麦に興味はあるけど、消費しきれるか不安」
という方には、創建社のもち麦が最適と言えますので、是非試してみてください。
美味しいと話題のおすすめもち麦5選!
では最後に、美味しいと話題のおすすめもち麦を5つ紹介していきます。
「数が多くて選べない・・・」
と悩んでいる方は、是非参考にしてみてください。
はくばく もち麦ごはん
先ほど解説したもち麦の人気メーカー「はくばく」が販売しているもち麦ごはんは、小分けタイプとなっていますので気軽に食べられます。
内容量は50g×12袋となっていて、コスパにも優れていますので、初めての方やひとまず試してみたいと考えている方に最適です。
ベストアメニティ もち麦 ダイシモチ
もち麦の人気メーカー、ベストアメニティから出ているもち麦も、もち麦初心者におすすめです。
ポリフェノールが含まれている外皮をしっかりと残した国産のもち麦となっていますので、
「栄養価の高いもち麦を購入したい」
という方に最適と言えます。
また、レシピや炊き方も公式サイトで紹介されていますので、興味がある方は是非一度チェックしてみてください。
九州産 もち麦(くすもち二条)
こちらのもち麦は、新品種「くすもち二条」という麦を使用しています。
生産や精麦、袋詰めは全て「九州」で行われているため、産地にこだわりがある方にもおすすめです。
他のもち麦に比べると、モチモチ感やプチプチ感は少ないですが、白米の甘みをしっかりと感じられるもち麦となっていますので、興味がある方は是非購入してみてください。
創健社 もち麦 米粒麦
このもち麦には「米粒麦」が使用されていて、通常のもち麦よりも粒が小さいです。
このようなことから、
・初めてもち麦を食べる方
・食べやすさを重視している方
などにも最適と言えます。
また、粒が小さければ小さいほどアレンジがしやすくなりますので、
・ハンバーグ
・サラダ
・餃子
などに混ぜて使ってみるのもおすすめです。
NAMISATO 国産もち麦 もち絹香
波里の国産もち麦は、2019年に登録された新品種「もち絹香」を使っています。
β-グルカンが豊富に含まれているため、栄養素にこだわっている方にもおすすめです。
プチプチ感は若干少ないものの、モチモチ感は他のもち麦よりも強めです。
もち絹香は、他の品種に比べると変色しにくいため、時間をかけて少しずつ食べていきたいと考えている方にも最適と言えます。
まとめ
もち麦というのは、もち性の大麦を加工した商品のことです。
栄養価が高く、ダイエットをしている方や、健康志向の方から絶大な人気を集めています。
とはいえ、もち麦にもたくさんの種類があり、それぞれで特徴が異なりますので、今回紹介したことを参考にしながら、慎重に選んでいきましょう。
「どうしても自分では選べない・・・」
という方は、先ほど紹介した商品の中から自分に合ったもち麦を見つけてみてください。