アラフォーの筆者が実際に1ヶ月間毎日もち麦を食べ続けた結果についてまとめています
痩せると話題のもち麦ダイエット。果たしてダイエット効果はどれくらいあったのか?体重以外にどんな変化があったのか、誇張なしでまとめています。
「もち麦って本当に痩せるの?」、「もち麦って健康によいって本当?」、「もち麦の副作用がこわい」
このような疑問がある人は、ぜひ読んでみてください。
もち麦を食べ続けた結果①良い変化
朝と昼にもち麦の麦ご飯をお茶碗で1杯ずつ食べています。
食べ続けた結果どうだったのか、まずは良い面から振り返ってみます。
水をよく飲むようになった
もともとは、もち麦の特徴でもあるぷちぷちとした食感を楽しむためによく噛んで食べていました。あわせて、「大麦が消化に悪い」という説があったので、水を飲むことを心がけるようになりました。食事前と食事中にコップ1杯ほどの水は欠かさず飲むようにしています。
腹持ちがよくなった
大麦の食物繊維には満腹感の持続作用があると言われていますが、これはかなり感じます。
ヨーグルトと麦ご飯1杯を朝ご飯として8時頃に食べて、だいたい12時くらいまでは大丈夫です。
お昼ご飯は、麦ご飯1杯と豆腐(納豆)、味噌汁を13時くらいまでに食べます。間食を何もしなくても17時、18時くらいまでは平気です。夜ご飯が遅くなる場合は、お昼ご飯のボリュームを増やすか、間食を取るのがよいと思います。
満腹感を感じるのが早くなった
これは食事中に感じるのですが、「お腹が膨れたなぁ」と思うのが早くなりました。水をしっかり飲んでいることも関係していると思います。
以前は、お酒を2杯飲みながら夜ご飯を食べていましたが、おかずを食べ終わって、2杯飲み終わってもどこか物足りなくて、3杯目に進むと同時に乾き物やスナック菓子などに手が伸びてしまっていました。
今は、1杯目のお酒の途中から、「あぁ、お腹いっぱいになってきたなぁ」と感じます。
日中に強いストレスを感じたときは、3杯目に手が伸びてしまうことがありますが、それでもワイン0.5杯ほどに抑えることができています。
お通じがよくなった
便秘予防や便秘解消作用というのも大麦の効果とされていますが、筆者の場合は、週に1〜2回ほどだった排便が、週に3〜5回ほどに増えました。
水をよく飲み、よく噛んで食べ、適度に運動をしていることもあわさっての効果だと思います。
脱水状態にならなくなった
午前中に脱水状態で胸の痛みを感じることがなくなりました。水をよく飲んでいることにも関連しますが、これは朝ご飯を食べるようにしたことが大きいです。
もち麦ご飯を食べる前までは、午前中に眠気を感じるのが嫌だったり、面倒くさかったりという理由で朝ご飯はほとんど食べていませんでした。
ただ、激しい運動をしていないにも関わらず急に心臓が痛むということが年に何回もあったので、病院にかかって検査をしました。検査結果にはとくに異常な点は見当たらず、朝ご飯を食べていないこととコーヒーを飲んでいることがその原因の可能性があると医師から言われました。
なんと寝ているときの呼気や発汗で500mlほど、朝の尿で500mlほどの水分が失われているらしいです。朝ご飯を食べることで、600mlほどは水分が摂取できるそうです。
朝ご飯を食べず、十分に水分を摂取しないでコーヒーを飲むことで、さらに利尿してしまい脱水状態から血管の収縮が起きていることが痛みの原因のようでした。
しっかり朝ご飯と水を飲むことで解消することができています。
血糖値を気にするようになった
大麦は低GI食品としても知られています。GIとは、食後の血糖値の上昇度を示す指標です。白米のGI値100を基準として、83以上は高GI値、64以下になると低GI値とされています。
麦ご飯160gのGI値は48.3なので、血糖値が上がりにくい低GI値の食品といえるのです。
そんな低GIの麦ご飯を食べているからこそ、他の食品のGIが気になったり、食後の血糖値を下げるにはどうしたら良いのかなんてことが気になるようになりました。
辛口の白ワインはGI値が40ほどだと知り、よく飲むようにしています。また、食後のスクワットで血糖値が下がるらしく普段の運動に積極的に取り入れるようにしています。
日中の眠気が少なくなった
朝ご飯を食べたり、昼ご飯を食べたあとってどうしても眠たくなりますよね。
これは急上昇した血糖値を下げるために、過剰に分泌されたインスリンの仕業のようです。インスリンによって血糖値が急低下すると、脳に送られるブドウ糖が不足し、眠気やだるさが出てしまうのです。
麦ご飯は、前述の通り、低GI食品のため、日中の眠気を感じることが少なくなったというわけです。
(もちろん、寝不足のときは、眠いです…)
体重が減った
これは、後ほど詳細をみていきたいと思いますが、1ヶ月でマイナス1.7kgの減量をすることができました。
毎晩お酒を飲んでいるにも関わらず減量できているのは、個人的にはとても嬉しいです。
追記:前述の通り、約2ヶ月半後にはマイナス4.0kgまでいきました。
もち麦を食べ続けた結果②悪い変化
続いては、もち麦ご飯を食べ続けた悪い変化についてまとめています。良い変化に比べると、ほとんどありませんね。
よく噛んで食べないとお腹が張る
これは、麦ご飯を梅干しを乗せた日の丸弁当風にしたときに起きました。
(ちょうどサッカーワールドカップ中で、日本代表の試合がある日だったので、ゲン担ぎしました!)
昔ながらの塩辛い梅干しを愛用しているのですが、塩気でご飯が止まらなくなってしまい、あまり噛まずに食べてしまったんですよね。そうするとお腹がすごく張ってしまいました。
麦ご飯を食べてお腹が張る方は、よく噛んで食べるようにするとよいと思います。
ちなみに、「麦ご飯を食べるとオナラがよく出るようになった」という声もありますが、これは個人差ですね。筆者はもとからよく出るほうでもあるので、この点はあまり変化は感じていません。
白米だと物足りなくなった
白いご飯が大好きでたまらない人間だったのですが、1ヶ月も続けているので、もち麦のぷちぷち感や押し麦の存在感がないと物足りなくなってきてしまいました。
またせっかく炭水化物を摂取するなら、血糖値の上昇を抑えたいですし少しでも食物繊維を摂取したいという気持ちが強くなっています。外食や妻の実家に帰省したときに、少し悩ましいです。。
麦ご飯を作るのがちょっと手間
1回1回の麦ご飯を作る工程自体は、それほど手間ではありません。
ただ、1日2杯=1合ほどは食べているので冷凍しても3日でなくなってしまうんですよね。
(ご飯2合に対してもち麦1合になる割合で炊いています)
家族は現在麦ご飯を食べていないので、白米を炊くタイミングとずらしつつ、麦ご飯を炊くのはちょっと面倒に感じています。
どうしても忙しいときは、チルドのもので電子レンジでチンするだけのものを活用しています。
ちなみに、食べ方はふりかけやご飯のお供を乗せるだけなので、とても手軽に済んでいます。
もち麦ご飯ダイエット4週間が経って36日目朝はマイナス1.7kg
さて、「麦ご飯を1ヶ月間食べ続けて体重が1.7kg減った」と書きました。
どのような推移になっているか、グラフで見ていただけたらと思います。
もち麦ダイエットを始めて4週間以上が経過しての結果は、マイナス1.7kg
マイナス2kgの壁は突破できず
筆者の場合は、巷で言われているように急激に痩せるなんてことはなかったですね。
ただ、16日目朝に69kgを下回ってからは、ずっと68kg台と安定していますね。
緩やかに痩せていっていると言えるのかどうか、2ヶ月目も検証を続けていきたいと思います。
3週間が終わったときに整理していたもち麦ダイエットのメリットとデメリットを再掲しておきます。
もち麦の麦ご飯が美味しい。ご飯のお供が色々試せて楽しい。お酒が飲める。
お通じがよくなる。味わって食べるようになり薄味でも平気になる。水を飲むようになる。
ゆっくりと確実に生活習慣が変わっている。
手軽さがすごくいい。「麦ご飯を炊く。ご飯のお供を用意する。運動を自分なりにする。」だけ。
あまりお金がかからない。
カロリー制限をしていたときは低カロリーと栄養バランスを気にするとコンビニで1食1000円超え。
短期間では成果があがらない。痩せ方はのんびり。
よく噛まずに急いで麦ご飯をかきこんでしまうとお腹が痛くなる。
心のゆとりがないとゆっくり食べられない。
麦ご飯が好きじゃないときっと辛い。(より白米に近い麦を選べば気にならないかも)
これまで取り組んできたもち麦ご飯ダイエットの詳細は、次のブロックよりご確認いただけます。
もち麦ご飯ダイエットの効果を検証しています
筆者の基本情報(30代男性がダイエットに挑戦中)
今回、もち麦ご飯ダイエットに挑戦中の筆者の基本情報はこちらです。
30代アラフォー男。身長170cm。体重70kg。BMI 24.1。
運動はほぼしない。テレワークが基本。
お酒が好きで毎日晩酌。夜は米・パン・麺は食べないようにしている。
本当は無類の白米好き。
今回のもち麦ご飯ダイエットの方法
今回のもち麦ご飯ダイエットの概要はこちらです。
・平日の少なくとも4日間は、朝と昼にもち麦ご飯を茶碗1杯食べる。
・夜は、主食の炭水化物はこれまで通りとらないが、お酒は続ける。350ml 2缶を目安。
・平日の1日のランチは、自由に食べる。
・平日の5日間は、30分〜60分のウォーキングやジョギング、筋トレを行う。
・土日は家族に合わせて柔軟に食べる。
もち麦ダイエットこれまでの経過ブログ
もち麦ダイエットを開始してから3週間の詳細を過去記事にまとめています。
1ヶ月間毎日もち麦を食べ続けた結果まとめ
1ヶ月間、もち麦を食べ続けた結果どうなったのかをまとめてきました。あくまで個人の感想ですが、良い変化が多いなと実感しています。
もち麦ダイエットに大きな期待を寄せている場合は、マイナス1.7kgはちょっと物足りない結果ですね。
減量のペースが鈍くて達成感が得られないというのが最大のデメリットなので、「ご飯やお酒といった楽しみがある。無理がなくダイエットしたい」という人にはとてもおすすめです。
減量のペースを上げるならカロリー制限や消費カロリーを上げる筋トレなどが必要だと思います。
※実際にこのあと痩せることができています。2ヶ月後の結果はこちらから。4kg痩せたコツはこちらから。
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